iPhone(アイフォン)は、有名なので9割以上の人が知っていますよね?
でも、「iPhoneとスマホの違いを説明できる人」となるとグッと人数が少なくなると思います。今回は、iPhone、Android、スマホの違いについて少し詳しくご説明します。
[toc heading_levels=”2,3″]iPhoneとは?
iPhoneとは、アップル社が開発したスマートフォンのひとつ。iOSと呼ばれるOS(スマホを操作するための基本的なソフト)を搭載していて、ボタン1つとタッチパネルでスマホを操作します。日本国内では、2008年にソフトバンクから発売されたものが初めてです。
現時点(2018年)では、2017年11月に発売されたiPhoneⅩが最新モデルです。
Androidとは?
Androidとは、Google社が提供するOS(スマホを操作するための基本的なソフト)のこと。アンドロイド社が開発したのですが、2005年にGoogle社が買収、2007年にAndroidが発表されました。AndroidはOSのひとつですが、一般的にはAndroidスマホ(Androidを搭載したスマートフォン)のことを差します。
現時点(2018年)では、2017年8月に公開されたAndroid 8 Oreoが最新のOSです。
スマートフォン(スマホ)とは?
スマートフォン(smartPhone)とは、携帯電話のひとつで、様々な機能が搭載された高機能な携帯電話のこと。”smart”には賢いという意味があり、直訳すると”賢い電話”という意味になります。具体的には、インターネットに接続したり、パソコンと同じようにソフトをインストールすることで、ゲームや音楽、写真の編集など様々なことができます。
iPhoneもAndroidもスマートフォンの一種です。まとめると次のようになります。
iPhoneとAndroidの違い
iPhoneとAndroidについてそれぞれ前述しましたが、比較した場合の主な違いは次の通りです。
比較項目 | iPhone | Androidスマホ |
---|---|---|
OS | iOS | Android |
製造・販売元 | アップル社 | 様々なメーカー |
アプリ | App Store | Play ストア |
操作性 | ホームボタン1つ | 戻る/ホーム/メニューのボタン3つ |
カスタマイズ性 | 自由度が低い | 自由度が高い |
性能 | ハイスペック | ロースペック~ハイスペック |
価格 | 高め | 低価格~高価格 |
アクセサリー | 選択肢が多い | 選択肢が少ない |
アプリの違い
iPhoneのアプリは、『App Store』からダウンロードします。iPhoneで使えるアプリは、アップル社の厳しい審査を受けたアプリため、アプリの質が高く安全性も高いアプリがほとんどです。そのため、有料アプリが多くみられます。
Androidのアプリは、『Play ストア』からダウンロードします。Androidアプリは、開発・販売が自由に行えるため、有料・無料様々なアプリがあります。アプリの質もピンキリで、中には個人情報を盗むようなウイルス同様のアプリもあるため、ダウンロードする際には注意が必要です。
操作性の違い
iPhoneもAndroidもタッチパネルでの操作が中心となりますが、ボタンが大きく異なります。
iPhoneには、中央に配置されているホームボタンがあります。初期のiPhoneから変わらず配置されており、シンプルなデザインになっています。そのため、新機種に変えたとしても悩むことは少ないと思います。
Androidは、自由に開発できるためメーカーや機種によって操作性が異なります。一般的なAndroidスマホで共通しているところは、”戻る”、”ホーム”、”メニュー(マルチタスク)”の3つのボタンがあるところです。機種によって配置が異なりますが、左から順に”戻る”→”ホーム”→”メニュー”の順が一般的です。
カスタマイズ性の違い
Androidは、待ち受け画面やホーム画面などにウィジェットが配置でき、スマホ所有者が使いやすいように自由にカスタマイズすることができます。壁紙などのデザインはもちろん、フォントや文字入力などの細かいところまで変更可能です。
一方iPhoneは、基本的な変更しかできず、カスタマイズはほとんどできないようになっています。
性能と価格の違い
iPhoneは、シンプルで使いやすいようにつくられています。そのため、不自由がないようスペックは高め、それに伴い価格もAndroidと比べると高めになっています。最近では、同じiPhoneシリーズでも画面サイズや保存容量の違いがあり、ラインナップが増えています。
Androidは、ハードも自由度が高く、機種によって性能も価格もピンキリです。安いスマホであれば5,000円以下で買えるものもありますが、性能も価格相応です。最近では、そこそこの性能のスマホが2~3万円で買える、コストパフォーマンスの高いスマホが多く販売されています。
アクセサリーの違い
Androidスマホは機種が多いため、それぞれのサイズや形状にあったアクセサリーが必要になります。そのため、1機種あたりのアクセサリーが少なく選択肢が多くはありません。
一方iPhoneは、同じ機種が全世界で1億台以上も販売されるため、ケースや保護フィルムなどのアクセサリーの種類が豊富で、自分が欲しいアクセサリーを見つけることができます。
まとめ
iPhone、Android、スマホについてまとめると、次のようになります。
- スマホとは高機能の携帯電話のこと
- iPhoneもAndroidもスマホのひとつ
- iPhoneは、安全性・性能・価格が高い
- Androidは、性能・価格・ソフト面の自由度が高い
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