日本国民の7,300万人が利用している『Line』アプリ
すでに多くの人が利用しているSNSアプリなので、ご存知の方がほとんどかと思います。ですが、これからスマホを買ってLine(以下ラインと表現します)を利用する人もいるかと思いますので、ラインがどういったアプリなのかについてご紹介します。
Line公式サイトはこちら
出典:LINE(ライン) – 無料通話・メールアプリ – Google Play の Android アプリ
ラインって何ができるの?
ラインは、今では日本人の2人に1人以上が利用しているコミュニケーションツールです。メールよりも簡単に連絡のやり取りができるアプリです。
ラインを使うと、家族に「今から帰るね」とか、友達に「駅に12時集合ね」といったメッセージを気軽に送ることができます。メッセージだけでなく、スマホで撮影した子供の写真や動画も簡単に共有できます。
他にも無料通話で電話したり、ビデオ通話でお互いの顔を見ながら会話することもできます。遠くにいる孫やおじいちゃん、おばあちゃんとも無料で連絡することができます。
ラインは次々と新しい機能やサービスを開始していますが、メイン機能である以下の3つについて詳しく説明します。
- トーク
- 無料通話
- タイムライン
1.トーク
ラインで最も使われるのは、このトーク機能です。テキストメッセージだけでなく、写真や動画も送ることができます。
他にもラインにはスタンプという機能があり、メッセージでなく今の気持ちや状態を表現した絵を送ることができます。
メッセージで「OK」と送るよりも、スタンプで送る方が親しみがわきやすいというメリットがあります。スタンプにはかわいいものから面白いものまで様々な種類があり、自分の気に入ったスタンプを使うことができます。
また、メールより優れている点(気軽に使える理由)は次のようなことがあります。
過去のやり取りを探す
過去のやり取りを見たいとき、メールの場合は、①メールは閉じる→②過去のメールを探す→③メールを開く、と大きく3つの手間がかかります。
それに対してラインは、上にスクロールして探すだけですみます。トーク画面が長い場合は、検索を使って会話を探すこともできます。
写真や動画の送付も簡単
写真や動画を送る場合もメールに比べて非常に簡単です。
メールの場合は、※①メール作成を開く→②宛先をタップ→③アドレスを入力→④タイトルをタップ→⑤タイトルを書く→⑥決定する→⑦添付をタップ→⑧添付写真や動画を選ぶ→⑨決定する→⑩本文をタップ→⑪本文を書く→⑫決定する→⑬送信する と非常に手間です。
それに対してラインは、①送りたい相手のトーク画面を開く→②写真をタップ→③送付写真を選ぶ→④送信をタップだけで済みます。
※メールアプリによって多少異なります。
複数の人とトークができる
ラインには、グループトークという機能があり、複数の人と同時にメッセージや写真のやり取りもできます。ほかにも写真をまとめたアルバム機能や、飲み会のスケジュール調整などができるイベント機能もあります。
2.無料通話
ラインの無料通話は、インターネット回線を利用した通話機能です。インターネットを利用するために、光回線やSIMの契約に料金がかかっているため実質無料の方が正確かもしれません。
無料で通話できるラインですが、デメリットが2つあります。
1つ目は、友達になった相手にしか通話ができません。知合いだけど、ラインで友達になっていない人には通話できないということです。
2つ目は、通話品質(ノイズやタイムラグなど)が悪い場合があるということです。ラインの無料通話サービスが提供され始めたばかりの時は、音質が悪く、タイムラグ(話した言葉が数秒遅れて相手に聞こえる)で会話できないといったこともありました。しかし最近では、音質が悪いということはほとんど感じられません。お昼のインターネット回線が混雑しているときは、音質が悪くなる場合があります。家に光回線を引いている人は、Wi-Fi接続した状態で通話する方がいいと思います。
3.タイムライン
タイムラインでは、自分の近況を投稿したり、家族や友達が投降した内容にコメントやいいねをすることができます。Facebookと同じような機能です。
友だちごとに投稿内容を公開するか非公開にするか選択できます。
他にも公式アカウント(マクドナルドやイオンといった全国チェーンのお店など)が投稿する内容を見て、セールや新商品情報を知ることにも使えます。
ラインってなんで無料なの?
「無料でメッセージのやり取りも、テレビ電話もできるなんて、何か裏があるんじゃないの?」と思われる方もいますよね?
簡単に説明すると、企業側から広告収入をもらっているからなんです。
企業がLINE公式アカウントになって宣伝をするのに、数百万円の初期費用と毎月数百万円の費用をラインに払っています。ラインのユーザーは国内で7,300万人以上と非常に多いので宣伝効果が高く、企業側は高い費用を払ってでも宣伝するわけなんです。
他にも、有料スタンプやLine musicなどの有料サービスから収入を得ています。そのため、メイン機能などサービスを無料で提供することができます。
まとめると、
①無料サービスを充実させる
②ユーザーを増やす
③企業から広告費をもらう
④広告を出す
⑤ユーザーが広告を見て商品を買う
⑥企業が儲かる
といったビジネスモデルなんです。
最後に
今回、皆が使っているラインについてご紹介しましたがいかがでしたか?
実は、今年で84歳になる私の祖父もラインを使っています。3年前に格安SIMを入れた7インチタブレットをプレゼントしてラインをはじめました。私の姪っ子が今年で3歳になるのですが、家族のグループラインを作って、毎日のように孫の写真や動画を送ってます。
もし、ラインを使うためだけに大手キャリアのドコモなどと契約すると、月々4,000円以上はします。しかし、格安SIMの場合は、1,000円以下でこういった使い方ができます。(ちなみに私の祖父にプレゼントしたSIMは0simと呼ばれる500MB未満は0円で利用できる格安SIMなので、月々0円です)
祖父母も喜んでくれますし、ボケ防止にもなります(笑)。格安SIMとラインを使ったこういったコミュニケーションも試してみてはいかがでしょうか?
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