格安SIMへの乗り換え(MNP)はどうするの？

一部の格安SIMは受付窓口がありますが、基本的にはインターネットのみの店舗ですからね。

格安SIMへの乗り換えは意外と簡単で、インターネットのみで手続きが完了します。しかも、スマホが使えない期間は10分～数時間程度なんですよ＾＾

はい！以前は、格安SIMにMNPを申込んでからスマホが利用できるようになるまで数日間～1週間程度かかるところがほとんどでした。しかし最近では、申込みから完了までは1週間程度かかりますが、スマホが使えない期間は数時間以内というところが一般的です。

但し、格安SIMによっては従来通り1週間程度スマホが使えなくなるところもあるので必ず確認して下さいね。

格安SIMへ乗り換えるまでの流れは、一般的に次のような流れになります。

1. 事前準備(NMPに必要なもの)
2. MNP予約番号取得する
3. 格安SIMを申込む
4. SIMカードを受け取る
5. 格安SIMの開通手続
6. SIMカードセット＆ネットワーク設定

確かに、電話したり、サイトから申込んだり、ネットワーク設定したりといろいろあります。ですが、一つ一つはそこまで難しくないので、初心者の方でも十分できます。わからない場合は格安SIMの会社に電話で教えてもらうこともできます。

それでは、インターネット申込～格安SIM利用開始までの一般的な流れについてちょっとだけ詳しく説明します。

格安SIMへMNPで乗り換えるために事前に準備するものはこちらです。

• クレジットカード(本人名義推奨)
• 本人確認書類
• 連絡用電話番号及びメールアドレス
• スマホ
• SIMカードサイズ確認

格安SIMの会社によっては異なることもありますので、必ず確認して下さい。

はい。格安SIMの会社によりますが、クレジットカードは契約者本人でないとNGというところ一般的のようです。

口座振替が可能な格安SIMはほとんどありません。一部の格安SIMのみ対応していますので、”口座振替できる格安SIMは？”の記事を参考にしてみてください。口座振替は手続きが面倒ですし、クレジットカードはポイントが貯まりますのでクレジットカードの方がおすすめです。

運転免許証、健康保険証、パスポートなどが一般的です。

マイナンバーカードはNGというところもあるようなので、確認が必要です。

マイナンバーカードはなかなか浸透していないようですね。。

連絡用メールアドレスは、Gmailなど今後も使うメールアドレスを準備して下さい。キャリアメールは、使えなくなるのでダメですよ。

スマホのSIMスロットを開けて確認してみてください。開けたことないかもしれませんが、難しくはありません。古いスマホは取り外し可能なバッテリーの裏、最近のスマホは側面にSIMスロットがあります。開けるために付属のピンが必要なこともあります。

念のため、インターネットでスマホの製品名を検索して公式サイトなどでSIMカードのサイズを確認しましょう＾＾

事前準備が完了したら、MNP予約番号を取得しましょう。

今更ですが、MNP（ナンバーポータビリティ）についてはご存知ですか？

そうですね。MNPについて詳しく知りたい方は、”MNP(モバイルナンバーポータビリティ)とは？MNPにかかる費用と期間”をご覧ください。

①現在利用中の携帯電話会社からMNP予約番号を取得

↓

②申込時に、格安SIMの会社にMNP予約番号を記入(伝える)する

このような手続きをすることで、今使っている電話番号を使い続けることができます。

今使っている携帯電話会社に連絡して、MNP予約番号を取得できます。

電話とインターネット、どちらからも取得できますが、電話の方がわかりやすいと思います。それぞれの電話窓口は次の通りです。

私がドコモからDMMmobileに乗り換えたときに、MNP予約番号を取得しましたが、理由を聞かれることはありませんでした。以前は、そのようなことがあったと聞いたことがありますが、今はあまり聞きません。聞かれたとしても正直に、「格安SIMに乗り換えます」と伝えれば、それ以上聞かれることはないと思います。

MNP予約番号には有効期限があります。予約番号発行日を含めて15日間です。

格安SIMの会社によっては、7日間以上や10日以上残っていることが条件の場合もあるので、申込み直前にMNP予約番号を取得しましょう。

それぞれの格安SIMの公式サイトの申込ページから申込んでください。

私がDMM mobileに申し込んだときは次のページから申込みました。

そうですね(笑)

でも、入力項目としては大手キャリアの場合もほぼ同じはずです。スマホやパソコンからの入力に慣れていない人は苦戦するかもしれませんが、もう一息ですので頑張ってください＾＾

本人確認書類は、スマホで撮影してアップロードすることになります。詳しく知りたい方は、”DMM mobileにMNPで乗り換える方法”をご覧ください。実際に私がMNPで乗り換えたときの流れをご紹介しています。

申込が完了してから2～7日程度で、SIMカードが届きます。

ポストに入るサイズですが、受取確認が必要なため手渡しとなります。

SIMカードだけでなく、納品書やご利用ガイド、チラシなども同梱されています。

”ご利用ガイド”に書いてある手順通り行えば、次にご紹介する、開通手続やネットワーク設定も簡単にできますよ＾＾

SIMカードをスマホにセットする前に、SIMカードの開通手続をする必要があります。

開通手続とは、今の携帯電話会社のSIMカードから新しく利用する格安SIMのSIMカードに切替えるための手続きになります。

格安SIMによって異なりますが、

• 指定のWebサイトから手続を行う
• 指定の電話番号へ電話して手続きを行う

のいづれかです。手続きを行ってから10分～数時間程度で切替が完了します。

有効期限当日に自動的に切り替わります。

これが最後の手順です。

SIMカードをセットして、ネットワーク設定を行います。

申込してから1～2週間はかかりますからね(笑)

1度設定してしまえば、基本的には何度もする必要ありませんので安心して下さい。SIMカードのセット方法はわかりますか？

SIMカードを取り出す際は、必ず電源を切ってから取り出して下さいね。不具合が起きる可能性があります。それと、裏表の方向を間違えないようにして下さい。間違った方向に無理やりセットしようとすると、それこそ壊れてしまいます(笑)

SIMカードをセットしたら、電源ボタンを押してスマホを起動しましょう。

新しいSIMカードをセットしたら、”セットアップガイド”などが起動することが一般的です。”セットアップガイド”の指示に従ってすすめてもらって問題ありません。スマホによっては、自動でSIMカードを認識してすぐに通信できるようになるものもあります。

もし、”セットアップガイド”が表示されない場合やスキップしてしまったときは、設定からAPNを設定します。

APNとは、Access Point Nameの略で、その名の通りこの設定によってインターネットにアクセスするための接続名を設定します。

はい、SIMカードがセットされていてもAPN設定ができていない場合はこのようなアンテナピクトだけの表示になります。

「H / 3G / 4G / LTE」などの表示がありません。

電話はできます。

APNの設定は、iPhoneとAndroidで大きく異なります。

Androidは、設定＞ネットワーク設定＞モバイルネットワーク＞アクセスポイント名等から設定できます。スマホやAndroid OSのバージョンによって名前が微妙に異なるのでそれらしい名前の設定項目を探して下さい。設定方法は、同梱されているご利用ガイドを確認して下さい。

iPhoneの場合は、”Safari”というブラウザアプリから指定のURLにアクセスし、”構成プロファイル”をダウンロードします。

ダウンロードには、Wi-Fi環境が必要なので注意して下さい。

同梱されているご利用ガイドなどに詳しい手順やURLは書いてあるので意外と簡単にできるので大丈夫ですよ。

もし、こういった設定が面倒な場合は、SIMカードとスマホのセット購入をするとすぐに使える状態で送られてくるOCNモバイルONEのらくらくセットなんかもおすすめです。