中古スマホ購入するときの注意点！白ロム、赤ロムとは？

中古スマホ購入時の注意点！白ロムと赤ロムって何?

「新しいスマホが欲しい！でも安く買いたい！」なんてことありますよね？最近では、比較的新しいスマホがインターネットで中古スマホとして気軽に買うことができます。ネットでの購入に抵抗がある人は、実店舗（ゲオなど）でも買えますので、行ってみてください。

しかし、中古スマホ（以下、白ロムと呼びます）を買うときに気を付けなければいけない点があるので、その注意点についてご紹介します。

ネットで中古スマホを調べていたら、『白ロム』という単語を目にしますよね？「白ロムって何だろう・・・」と思われた方も、多いのではないでしょうか？

白ロムとは、SIMカードが入っていない端末のことです。

中古ショップで売られている端末は、基本的に白ロムということになります。

なぜ白ロムと呼ぶのかというと、スマホの中にはROM（ロム）と呼ばれる記憶領域があります。SIMカードを差し込むと、SIMカードの情報がスマホのROM（ロム）に読み込まれます。

つまり、『SIMカードが入っていない』＝『ROMに何も情報が入っていない』＝『真っ白の状態』ということから、白ロムと呼ばれています。

中古ショップで白ロムを買えば、自分のSIMカードを入れて使うことができます。※但し、通信会社と端末の条件によって使えない場合がありますので、調べてから購入して下さい。

中古スマホだったらなんでも使えるのかというとそうではありません。SIMカードを入れても通信できない赤ロムというのが存在します。

赤ロムとは、ネットワーク制限がかけられ通信できない状態の端末を赤ロムといいます。

なぜネットワーク制限がかけられているのかというと、例えばドコモで分割払いで購入した端末を、支払いを終えてない状態で中古ショップに売却し、分割代金を支払わないといった場合に、ネットワーク制限がかけられます。他にも、盗難や詐欺などの犯罪行為で出回った端末などにもネットワーク制限がかけられます。

黒ロムは知っておく必要はありませんが、ついでにご説明します。

黒ロムとは、白ロムの反対で、SIMカードが入っている端末のことです。

黒ロムはあまり使いませんが、

と覚えておきましょう。

「赤ロムの可能性があるなら、リスクがあって中古スマホ買えないのでは？」となってしまいますよね？

最近では、どこのショップでも『赤ロム保証（名称はショップによって異なります）』があります。赤ロム保証とは、赤ロムになった場合、同等の商品に交換してくれたり、全額返金してくれたりする保証のことです。赤ロム保証の期間は、購入から保証期間にかかわらず無制限となっているところがほとんどです。

そのため中古スマホを買うときは、『赤ロム保証』があるかどうかを必ずチェックして下さい。

最近では、オークションサイトやメルカリなどの個人間取引で中古スマホを購入することもできます。個人間の取引で赤ロムになってしまう場合は、どうしようもできませんので注意が必要です。

大手キャリアから発売された端末は、下記リンクからネットワーク利用制限の確認をすることができます。

○の場合は、支払い済みで利用制限はありません。

△の場合は、支払いが終わっていないため、赤ロムになる危険性があります。

×の場合は、通信制限中。つまり赤ロムの状態ということです。但し、×の場合でも、契約者が支払いを済ませれば○に変わることもあります。