ASUSって何?SIMフリースマホ ZenFoneシリーズの違いは?

SIMフリースマホを販売しているメーカー名って聞いたことない名前も多いですよね?どんなメーカーかもわからないのに買うのはちょっと不安だと思います。そこで、スマホを発売しているメーカーがどこの国の会社なのか、どういった商品(ラインナップ)があるのかを簡単にご紹介します。

今回は、SIMフリースマホであるZenFoneシリーズを製造しているASUSについてご紹介します。

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ASUSとは?

ASUS(えいすーす)とは、台湾に本社を置くZenFoneシリーズを製造・販売しているスマホメーカーです。

どんな会社?

1989年に設立され、主にパソコンのマザーボードを日本に輸出していました。最近では、スマホの他に、ノートパソコンやDVDドライブ、ネットワークルータなどパソコンの周辺機器の製造・販売を行っています。

日本には、ASUS JAPAN株式会社という日本法人があります。

ASUSは何て読むの?

ASUSは、「エイスース」が日本での公式なカタカナ表記です。以前は、「アスース」が正式とされていました。日本国内では、他にも「エーサス」「アーサス」「アサス」など呼び方は様々でしたが、2012年10月1日にASUSの呼称を「エイスース」に統一されました。

参考文献:ASUS – Wikipedia

ASUSのスマホラインナップ

ASUSから販売されるスマホは、『ZenFone Max』や『ZenFone Laser』など、『ZenFone ○○』という名前で販売されています。○○だけきいても特徴がよくわからないですよね?

そこで、ASUSのスマホラインナップの特徴やウリにしているところをわかりやすくご紹介します。

ZenFone

ZenFoneシリーズは、基準となるスタンダードなモデルです。他のモデルと比較すると性能・価格ともに高めで、上位機種になります。

特にこだわりがなく、使いやすいスマホが欲しいといったときは、価格は高めですが無印のZenFoneシリーズを選ぶといいと思います。

機種 発売日 価格※ 特徴
ZenFone
(A500KL)
2014年11月 約10,000~20,000円 旧ZenFone5のモデル
ROMが16GB/32GBがある
ZenFone 2
(ZE551ML)
2015年5月 約10,000~20,000円 メモリ2GB/32GB、4GB/64GBなどがある
ZenFone 3
(ZE552KL)
2017年3月 約43,000円 画面サイズ5.5インチ
ZE520KLより高性能
ZenFone 3
(ZE520KL)
2016年10月 約32,000円 画面サイズ5.2インチ
ZE552KLより低価格
ZenFone 4
(ZE554KL)
2017年8月 約53,000円 RAM4GBのモデルもある
ZenFone 4 Pro
(ZS551KL)
2017年10月 約75,000円 メモリ6GB/128GBなどCPUやカメラも高性能
ZenFone 5
(ZE620KL)
2018年5月 約54,000円 画面サイズ6.2インチ
全体的に高性能
ZenFone 5Z
(ZS620KL)
2018年6月 約75,000円 ZenFone 5 のCPU・ROM強化版

※2018年7月頃のAmazon価格

非常に困ったことにZenFone 5(2014年モデル)は、日本初のZenFoneだったり、ZenFone 5の2014年モデルと2018モデルが存在したりと機種名で判断できない場合があります。Z○○○Lなどの型番で判断して下さい。

購入するなら、ZenFone3以降が選択肢になります。ZenFone3より前のモデルは性能が低いのでおすすめできません。価格を重視したい人は「ZenFone3」性能を重視したい人は「ZenFone 4 Pro」や「ZenFone 5Z」がおすすめです。

ZenFone Zoom

ZenFone Zoom(ズーム)シリーズは、その名のとおり光学ズームに対応したモデルです。

「ZenFone Zoom」は、価格は安いですが型落ちモデルのためあまりおすすめできません。「ZenFone Zoom S」は、価格は高いですが性能も高めです。メインカメラは、1200万画素(広角)+1200万画素(望遠)のデュアルレンズのため、スマホというよりもカメラとしてきれいな写真を撮影できます。ディスプレイは、5.5インチ有機ELのため撮影した写真をすぐにきれいな画面で確認できます。

機種 発売日 価格※ 特徴
ZenFone Zoom
(ZX551ML)
2016年2月 約15,000円 光学3倍ズーム
ZenFone Zoom S
(ZE553KL)
2017年6月 約36,000円 デュアルレンズで光学2.3倍ズーム可能

※2018年7月頃のAmazon価格

ZenFone Selfie

ZenFone Selfie(セルフィ)シリーズは、その名のとおり自撮りに特化したモデルです。

一般的にインカメラは、メインカメラ(アウトカメラ)と比べて低い性能のカメラが搭載されています。しかしSelfieシリーズは、インカメラにも高性能カメラやデュアルレンズを搭載し自撮りもきれいな写真が撮影できます。CPUや画面解像度性能なども標準以上です。

機種 発売日 価格※ 特徴
Zenfone Selfie
(ZD551KL)
2015年9月 約16,000円 型落ちモデルのため性能が低い
170gと少し重い
ZenFone 4 Selfie Pro
(ZD552KL)
2017年9月 約38,000円 1200万画素+500万画素
CPUやメモリ性能も高い
ZenFone 4 Selfie
(ZD553KL)
2017年12月 約26,000円 2000万画素+800万画素のワイドアングル
性能が少し低く、価格も安い

※2018年7月頃のAmazon価格

自撮りをする若い女性をターゲットにしたモデルのため、2万~4万円と手頃な価格になっています。

ZenFone Laser

ZenFone Laser(レーザー)は、カメラ機能にフォーカスを当てたモデルです。名前の由来は、撮りたい写真を逃さないためのレーザーオートフォーカス(0.03秒の超高速AF)が由来とか。壱の意見になりますが、ZenFone3とZenfone3 Laserを比較すると、価格は安く、性能は大きくは下げてない印象があり、コスパ(コストパフォーマンス)が高いというのが特徴だと思います。

機種 発売日 価格※ 特徴
ZenFone 2 Laser
(ZE500KL)
2015年8月 約14,000円 旧モデルのため性能が低い
ZenFone 3 Laser
(ZC551KL)
2016年11月 約25,000円 発売等当初はコスパが高かったが、2018年時点では性能が低め

※2018年7月頃のAmazon価格

ZenFone2 Laser(ZE601KL)という画面サイズが6インチのモデルもありますが、超マイナーモデルのため割愛します。

 

ZenFone Max

ZenFone Max(マックス)シリーズは、バッテリーに特化したモデルです。

バッテリー容量は、一般的なスマホの1.3~2倍以上である4000mAhを超える大容量バッテリーを搭載し、充電なしでも長時間利用可能です。また、リバースチャージというモバイルバッテリーとして他のUSB機器を充電する機能もあります。

機種 発売日 価格※ 特徴
ZenFone Max
(ZC550KL)
2016年3月 約23,000円 型落ちモデル。Android5.0で性能が低め。【5000mAh】
ZenFone 3 Max
(ZC520KL/ZC553KL)
2017年1月
2017年4月
約21,000円
約23,000円
ZC553KLの方が高性能【4100mAh】
ZenFone 4 Max
(ZC520KL)
2017年12月 約21,000円 DSDS対応のトリプルスロット【4100mAh】
ZenFone 4 Max Pro
(ZC554KL)
2017年12月 約23,000円 Proの方が画面、サイズ、バッテリーが大きい【5000mAh】※
ZenFone Max Plus M1
(ZB570TL)
2018年2月 約30,000円 5.7インチの大画面、メインカメラはデュアルレンズ【4130mAh】

※2018年7月頃のAmazon価格
「ZenFone 4 Max Pro」と「ZenFone 4 Max」の違い

MAXシリーズの中で購入するとしたら、「ZenFone 4 Max Pro」か「ZenFone Max plus M1」の2択です。「ZenFone 4 Max Pro」は、他のMaxシリーズと価格は大きく変わりませんが、性能が高めです。予算に余裕があれば、「ZenFone Max plus M1」がいいかと思います。

ZenFone Ultra

ZenFone Ultra(ウルトラ)シリーズは、ファブレットサイズの大画面(スマートフォンとタブレットの中間サイズ)で高性能という特徴があります。シリーズといっても「ZenFone 3 Ultra」の1機種しかありませんが(笑)

2016年発売のため、少し古いモデルになりますが、CPUはオクタコア、メモリRAM4GB/ROM32GB、ハイレゾ対応、メインカメラ2300万画素、Wi-Fi ac対応、DSDSにも対応しており、旧モデルにしては高性能です。

機種 発売日 価格※ 特徴
ZenFone 3 Ultra
(ZU680KL)
2016年12月 約55,000円 6.8インチの大画面で高性能のファブレット

※2018年7月頃のAmazon価格

ファブレットは、機種が少ないのでファブレットが欲しい人にはおすすめの機種なんですが、公式サイトでの購入はできないようです。現時点(2018年7月)では、並行輸入品や中古などしかなさそうです。

まとめ

いかがでしたか?

ASUSについて何となく理解していただけたかと思います。ASUSについてまとめると次のようになります。

  • ASUSは、エイスースと読む
  • ASUSは、台湾のメーカーでスマホやパソコンを作っている
  • ZenFone○○というSIMフリースマホを多く販売している

この3つだけ理解していただければ十分かと(笑)

ASUSのスマホを購入するときの参考にしてください^^

最後に、コスパの高いスマホを販売しているASUSは個人的に好きですが、Amazonのレビューなどをみていると機種によって当たり外れがあるようです。サポートもいまいちという評判なので、心配な方は窓口で対応してくれる店舗などで購入する方がいいかもしれません。


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