SMSって知っていますか?SMSの名前や機能は詳しく知らないけど使っているという人は多いかと思います。この記事では、格安SIMのプランを選ぶときによく出てくる”SMS対応SIMカード”について詳しく説明します。
SMSとは?
SMSとは、ショートメッセージサービス(Short Message Service)の略で、携帯電話同士で電話番号を宛先にしてメッセージをやり取りするサービスのことです。
「携帯電話番号は知っているけど、メールは知らない」といった場合に、メール感覚で簡単なメッセージを送ることができます。メールとは異なり、文字制限がありSMS1回につき3円かかることもあります。通信会社によってSMSの料金は異なります。
SMS対応SIMカードのメリット・デメリット
格安SIMのデータ通信専用SIMを契約しようとするときに、SMS対応のプランがあります。SMS対応のSIMカードを選択すると、月額約150円程度の追加料金が必要になります。なので、SMS対応のデメリットは料金が高くなることです。
それでは、SMS対応にするメリットとは何があるのでしょうか?SMS対応にするメリットは、主に2つありますので、それらについて詳しく説明したいと思います。
①SMSが必要なアプリが使える
1つ目は、SMSが利用できることです。
LINEなどの一部のアプリには、サービスを利用するためにSMSが必要になることがあります。SMS対応のSIMカードであれば、問題なくLINEなどのアプリを使えます。また、メールを全く使わない友人や知人に対しても、携帯番号さえ知っていればSMSを送ることができます。
②バッテリー消費が抑えられる
2つ目は、SMS非対応SIMカードと比べて、バッテリー消費が抑えられることがあります。データ通信専用SIMは、電話番号を持たないため音声回線がないと認識されることがあります(絶対ではありません)。その場合、スマホが電波を受信しようと頑張ってしまうため、バッテリー消費がはやくなることがあります。この現象を「アンテナピクト問題」や「セルスタンバイ問題」といいます。
SMS非対応のデータ通信SIMカードの場合、セルスタンバイの電池消費が極端に多くなることがあります。SMS対応のデータ通信SIMカードにすると、この現象が起こらなくなるためバッテリー消費が抑えることができます。
まとめ
SMS対応のデータ通信SIMカードの特徴をまとめると次の通りです。
- 月額約150円程度高くなる
- SMSが必要なアプリが使える
- バッテリー消費を気にしなくていい
月額150円程度支出ですが、年間で考えると2,000円弱になります。SMSが必要なアプリを使う予定がなければ、SMS非対応でも問題ないかと思います。バッテリー消費が激しい場合は問題ですので、SMS対応に変更しましょう。
コメント