Googleアカウントって何?
Googleアカウントとは、GmailやGoogle+、GoogleマップなどのGoogleが提供するサービスを利用するためのアカウントのことです。
初めてAndroidスマホを購入して、初期設定を行う際にGoogleアカウントという言葉を知った人がほとんどではないでしょうか。Googleアカウント1つがあれば、同じIDとパスワードでGoogleが提供する様々なサービスを利用することができます。
また、スマホからだけでなく、パソコンやタブレットからも共通のGoogleアカウントで利用することができます。
Googleアカウントを作るには携帯電話が必要
Googleアカウントを作るには、携帯電話が必要です。なぜかというと、アカウント作成の時に、本人認証のため携帯電話の番号が必要になります。GoogleからSMS(ショートメッセージ)もしくは、電話がかかってきて、6桁の認証コードが伝えられます。この認証コードを入力することでアカウントを作成することができます。
Googleアカウントの同期って何?
スマホを使っているときに、「データを同期しますか?」というメッセージが表示されたことはないでしょうか?
同期とは、2つ以上の端末で指定したファイルやフォルダを同じ状態に保つことです。
具体的な例で説明します。
全てが同期された状態から開始した場合で説明します。
①スマホで電話帳を更新します【スマホ 電話帳A→電話帳A’になる】
②スマホがGoogleサーバ(クラウド)とデータのやり取りを行います
③Googleサーバ上の電話帳が更新されます【クラウド 電話帳A→電話帳A’になる】
④PCとGoogleサーバがデータのやり取りを行います
⑤PCの電話帳が更新されます【PC 電話帳A→電話帳A’になる】
簡単に説明すると、このようなシステムのことを同期といいます。
同期するメリットは?
同期をうまく活用すると、次のようなメリットがあります。
- パソコン上にある音楽データや文書データをスマホで簡単に利用することができる
- スマホで撮影した写真を簡単にパソコンから見ることができる
- クラウド上にデータが保管されるため、手軽にバックアップを取ることができる
同期を使わない場合は、データを移動させるためにUSBケーブルやSDカードなどを使って音楽ファイルなどのデータを移動させる必要があります。
同期を使うと無線通信でデータのやり取りを行うことができるため、簡単にファイルを移動させることができます。
同期するデメリットは?
同期のデメリットは、自動同期にした場合、気づかないうちにデータ通信を行ってしまうことです。
スマホの同期の設定を”自動同期”にしている場合、自動で通信を行い情報をアップロードしたり、最新情報を取得するためのデータ通信を行います。電話帳やテキストファイルであれば、通信容量を気にする必要がありませんが、大量の写真や動画を同期すると、気づかないうちに通信容量を使ってしまう可能性があります。
対策としては、Wi-Fi接続時に手動同期を行うといった方法があります。
同期するときの注意点
同期するときに1つ注意する点があります。
それは、2つ以上の端末から同時に同じファイルを編集する場合です。この場合、同期に失敗して編集した内容が保存されないことがあります。
例えば、同期を行い同じ状態にしたファイルがあるとします。そのファイルをパソコンとスマホでそれぞれ同時に編集するとどうなるでしょうか?考えられる可能性は次の3つです。
①どちらの編集内容も反映され保存される
②新しい日時を元に最新のものが保存される
③「同期に失敗しました」などのエラーと表示され、編集内容が保存されない。
同期のシステムによって結果は異なりますが、②、③の結果になる可能性が高いです。そのため、同期を使う場合は同期を意識しながら使う必要があります。
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