一般的なスマホのデータ通信量は?
皆さんは、1カ月間のデータ通信量はどれくらいですか?
多くの家計で負担となっている携帯料金ですが、①1カ月間のデータ通信量を把握し、②プランを最適化することで月々の携帯料金の支払いを減らすことができます。家族4人のプランを最適化すれば、月額2万円以上も減らすことができます。
今回は、3つのステップでプランの変更方法をご説明します。
- 1か月間に必要なデータ通信量は?
- データ通信量の確認方法は?
- データプランの変更案
この記事を読んで、今すぐ携帯料金を見直しましょう。
1.1カ月間に必要なデータ通信量は?どのくらい必要か?
少し古いデータ(平成25年11月の調査)になりますが、1か月間に使うデータ通信量は次のような結果があります。
データ通信量 | 割合 |
---|---|
1GB未満 | 70.4% |
1GB~2GB | 12.9% |
2GB~3GB | 7.3% |
3GB以上 | 9.4% |
出典:NTTコム リサーチスマートフォンのデータ通信量と月額料金に関する調査
この結果から、1GB未満の人は約70.4%、3GB未満の人は約90.6%ということがわかります。
つまり1か月間に必要なデータ通信量は3GBもあれば十分な人がほとんどだということです。
2.データ通信量の確認方法は?
繰り返しになりますが、皆さんのデータ通信量はどれくらいですか?
「聞かれてもそんなのわからないよ・・・」という人も多いかと思います。データ通信量の確認方法は、スマホによって異なります。私が持っている3機種について確認方法をご紹介します。
データ通信量確認方法 – Huawei P10 Lite
①”設定”をタップします。
②”モバイルデータ通信”をタップします。
①使用したデータ通信量と②設定に対するの残りのデータ通信量が表示されます。
※3GBに設定しています。
使用量が表示されない場合や設定を変更する場合は、③”歯車のマーク”をタップします。
④”1か月の利用可能なデータ通信量”をタップしてください。
⑤通信量を入力し、⑥”OK”をタップすることで、設定が反映され表示される場合があります。
データ通信量確認方法 – Xperia J1 compact
①”設定”をタップします。
②”データ使用”をタップします。
画面が切り替わり、データ使用量を確認できます。
データ通信量確認方法 – iPhone6s
①”設定”をタップします。
②”モバイルデータ通信”をタップします。
③”現在までの合計”と下にスクロールし、④”前回のリセット日時”を確認します。前回リセットをしてから、現在までのデータ通信量がわかるため、計算して1月当りのデータ通信量を算出します。
このケースでは、3月7日~3月30日までの約22日間で約21MBのデータ通信を行っています。
21MB÷22日≒1MB/日となり、1か月間(約30日)に換算すると、1か月に必要なデータ通信量は30MBになります。私の場合、iPhoneを自宅のWi-Fiで接続しているため、ほとんどデータ通信を行っていません。参考にならないと思いますのでご注意ください。
契約している携帯会社のマイページなどからデータ通信量を確認したほうが正確ですが、IDやパスワードがわからない人が多いかと思い、スマホで簡単に確認できる方法をご紹介しました。正確に知りたい方や近くにドコモショップやauショップがある人は、そちらにご相談ください。
3.データプラン変更案
自分が使っているデータ通信量がわかったら、現在契約しているデータ容量プランを確認して下さい。現在契約しているプランの確認は、携帯会社のマイページなどから確認するか、近くの大手キャリアのショップで確認できます。
次のようなケースでは、安くすることが可能です。
キャリア:ドコモ
契約プラン:下図参照
項目 | 料金 |
---|---|
カケホーダイライトプラン | 1,700円 |
データMパック(標準) (5GB) | 5,000円 |
SPモード | 300円 |
合計 | 7,000円 |
月に使用するデータ通信量:1GB
データプラン変更案として、次の2つが考えられます。
- 大手キャリアのままデータ容量プランのみを変更する
- 格安SIMに乗り換える
大手キャリアのままデータ容量プランのみを変更する
ショップの店員さんに言われるがまま契約してしまった方は、データプランが適正でない場合があります。データプランを変更することで、月々の携帯料金を安くすることができます。
データMパック(標準) (5GB):5,000円
↓
データSパック(小容量) (2GB):3,500円
プランを見直すだけで、月額1,500円も安くなります。
変更の方法については、お近くのドコモショップなどにご相談ください。
格安SIMに乗り換える
格安SIMは利用状況によって電話料金が高くなる場合もあるため、絶対に安くなるとは言えません。しかし、電話をあまり使わない人は安くなる場合がほとんどです。
先ほどご紹介したケースで、格安SIMのDMMモバイルに乗り換えたらいくら安くなるのか説明します。
項目 | 料金 |
---|---|
カケホーダイライトプラン | 1,700円 |
データMパック(標準) (5GB) | 5,000円 |
SPモード | 300円 |
合計 | 7,000円 |
↓
項目 | 料金 |
---|---|
通話対応SIMプラン(1GB) | 1,260円 |
10分かけ放題 | 850円 |
合計 | 2,110円 |
乗り換えるための初期費用が発生しますが、月額4,890円安くなる計算になります。しかも5分かけ放題が10分かけ放題になります。もし4人家族で全員が乗り換えた場合、月額2万円近くも安くなります。
但し、大手キャリアと格安SIMでは、サポート体制やメールサービスなど様々な点が異なりますので、十分調べてから乗り換える必要があります。
最後に
皆さんのデータ通信量はどれくらいでしたか?
数年前の調査では、データ通信量3GB以下の割合が約90%でした。しかし最近では、動画やストリーミング音楽配信サービスなど、データ通信量を必要とするサービスが増えてきています。そのため、「3GBじゃ足りない。毎月オーバーしてるよ。。」という人もいるかもしれません。
大手キャリアは、データ通信量の料金が高くプランが少ない傾向にあります。しかし格安SIMは、料金は半額以下は当たり前でプランも豊富です。中には、10GBを約2,200円から利用できるプランもあります。
格安SIMへ乗り換えるのはハードルが高いですが、1度乗り換えてしまえば手間はほとんどかかりません。毎月支払う携帯料金が下がると、家計への負担が全然違います。ぜひ格安SIMへの乗り換えを検討してみて下さい。
コメント