格安SIMに乗り換えるための初期費用はいくら?

MNP 格安SIM豆知識

格安SIMへ乗り換えにかかる費用

「格安SIMへ乗り換えると安くなる」とわかっていても、初期費用が気になる人が多いのではないでしょうか。

月々の料金はもちろん初期費用もなるべく抑えたい人がほとんどだと思います。そんな初期費用について調べてみましたので、ご紹介したいと思います。

格安SIMへ乗り換えにかかる費用は大きく2種類

格安SIMへ乗り換える場合に発生する費用は大きく2つあります。

  • 現在利用中の携帯会社へ支払う費用
  • 新しく契約する格安SIM事業者へ支払う費用

それぞれの費用はどのくらいかかるのか調べてみました。

現在利用中の携帯会社へ支払う費用

現在利用中の携帯会社への支払いは、利用状況によって大きく異なります。

下の表は、2年以上利用し、更新月以外で乗り換えた場合にかかる費用を算出しています。この場合の費用は、11,500円かかります。

項目 費用
解約手数料 9,500
端末購入サポート解除料 0
MNP手数料 2,000
機種代の残債 0
合計 11,500

端末購入サポートとは、購入日から12カ月を超えるまで、購入した機種を継続して利用することを条件として、機種の購入代金の一部をドコモが負担する制度です。この制度を利用している場合、規定利用期間以内(12カ月)に解約すると、最大4万円以上の解除料が発生する恐ろしい制度です。費用は機種によって異なります。詳細は、公式サイト”端末購入サポート”をご確認ください。

更新月であれば、解約手数料の9,500円はかかりませんので、MNP手数料の2,000円のみになります。

機種代の残債が残っている場合は、その費用も発生します。残債については、月々払いか一括払いか選ぶことできます。

新しく契約する格安SIM事業者へ支払う費用

格安SIM事業者へ支払う費用は、約3,400円です。

項目 費用
新規契約手数料 3,000
SIM発行手数料 394
機種代 0
合計金額 3,394

もし、新しい機種を購入する場合は、別途機種代が必要になります。ドコモからドコモの格安SIM事業者(OCNモバイルONEやIIJmioなど)に乗り換える場合は、現在の機種をそのまま利用することができます。

 

格安SIM乗り換えにかかる費用は、以下の通りです。

<更新月の場合>
2,000円+3,394円=5,394円

<更新月以外の場合>
11,500円+3,394円=14,894円

<12カ月以内の場合>
14,894円+α(約1万~4万円 ※機種による)

更新月であれば、初期費用を気にする必要ありませんが、それ以外の場合は1万円以上かかります。利用状況によって異なりますが、格安SIMへ乗り換えると毎月4,000円近く安くなるため、解約手数料(9,500円)がかかっても3カ月で元が取れます。

初期費用とランニングコストをしっかり考えて、格安SIMへの乗り換えは計画的に行いましょう。

 

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